- 子供のケータイ所持率…
小学生=20.9%
中学生=49.3%
高校生=97.1% (内閣府「平成22年度青少年のインターネット利用環境実態調査」より)
いずれは持たせるケータイを、いつ、どうやって持たせるか?
学校が生徒に持たせる「制ケータイ」から、ケータイ規制の問題点、災害時のケータイの可能性まで、子供とケータイにまつわる最新事情を取材。
現場の声と多くの資料をもとにして、「先延ばし」にしないケータイ/ネット教育のあり方を、親と子、先生、行政、それぞれの立場から考える。
「ITmedia +Dモバイル」での連載「ケータイの力学」と、「もっとグッドタイムス」掲載のインタビュー記事を再構成して加筆・修正を行ない、注釈・資料を追加して単行本化しました。
子供がケータイを持ってはいけないか?|小寺信良|ポット出版
インターネット|ケータイ|子供
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- 子供がケータイを持ってはいけないか?
子供たちとケータイの関係
第1章●親が知らないケータイ・コミュニケーション
チェーンメールの何が「悪」なのか
コミュニティサイトは、言われているほど問題か
一億総スマートフォン化で親に問われる自衛の意識
第2章●学校のIT活用最前線
技術科の先生に学ぶ、情報と技術のあり方
校務のIT化で得られるメリット・デメリット
インタビュー
柏市立田中小学校 西田光昭先生 校務のIT化はどこまで可能か
5年先を行く須磨学園の「制ケータイ」
インタビュー
須磨学園理事長 西泰子氏 制携帯で生徒の環境はどう変わるのか
須磨学園 保護者 家庭の中の制携帯
先生が変わる、授業が変わる、iPadがもたらす変化
今から始まる、「失われた50年」後に生きる教育
第3章●ケータイ規制条例の現場
ケータイ規制の何が問題なのか
「ケータイ持たせない」運動 石川県の実態
インタビュー
石川県議会議員 宮元陸氏「全国で初めてやるということが大事」
石川県議会議員 盛本芳久氏「今の社会の感覚とは言えない」
石川県県庁「あくまでも努力義務」
石川県野々市町町長 粟貴章氏「野々市町でできたことが、石川県でできるのか」
石川県野々市町 保護者「子供たちと一緒に環境づくりを」
ケータイ活用に舵を切り始めた日本PTA
規制か教育か、今すぐ対応が求められる“ケータイ以外”
コミュニティサイトの出会いの実態
第4章●震災時のケータイの可能性
震災でわかったネットのポジション
災害時のITの信頼性
携帯電話網以外の通信手段
災害時でも使える情報端末
明日の災害に備えて
あとがき
プロフィール
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