相対論的多体系としての原子核-相対論的平均場理論とカイラル対称性-|土岐博|保坂淳|大阪大学出版会|電子書籍|shinanobook.com|シナノ

相対論的多体系としての原子核

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相対論的多体系としての原子核

-相対論的平均場理論とカイラル対称性-

土岐博 保坂淳

出版社:
大阪大学出版会
判型:
A5判
ページ数:
164ページ
発行日:
2011/12/01 
発売日:
2011/12/01 
対応端末:
PC, iPhone, iPad, Android, Tablet

PC版:ストリーミング対応
iPhone版・iPad版・Android版・Tablet版:ダウンロード5回

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原子核物理は陽子・中性子を主役とする殻模型から始まったが、コンピュータの高性能化と共に、クォークとグルーオンを主役とする記述に迫っている。この本では、大きく変革を遂げようとする研究分野の基礎的な考え方を、「4年生、大学院修士1年生向けの教科書」として読み手と興味を共有しながら徐々に説くよう試みた。南部理論による粒子の質量生成機構とパイオンの出現についても分かり易く紹介している。各章の終わりにはその章の印象を挿絵で表現した。これらの内容を読みやすく解説した日本語の本は他にないと思う。楽しみながら勉強してほしい。

相対論的多体系としての原子核-相対論的平均場理論とカイラル対称性-|土岐博|保坂淳|大阪大学出版会


第1 章序:強い相互作用をする系の面白さ

第2 章原子核の常識
2.1 原子核の質量
2.2 原子核の飽和性

第3 章マジック数とスピン軌道力
3.1 マジック数:
3.2 強いスピン軌道力

第4 章相対論的量子力学
4.1 シュレーディンガー方程式
4.2 クライン・ゴルドン方程式
4.3 ディラック方程式
4.4 ディラック方程式のスピン軌道力
4.5 自然単位系と共変的に書かれたディラック方程式
4.6 ディラック方程式から導出されるカレント

第5 章場の理論における核子と中間子
5.1 粒子の運動と古典場の導入
5.2 場の量子論におけるラグランジアン
5.3 実スカラー場の量子化
5.4 場の理論における相互作用
5.5 アイソスピン

第6 章原子核の相対論的記述
6.1 原子核の模型
6.2 フェルミオン場の第二量子化
6.3 核物質の性質
6.4 中性子星

第7 章原子核の構造
7.1 模型を使った平均場理論による原子核
7.2 有限核の計算結果と実験との比較

第8 章カイラル対称性
8.1 パイオンの基本的な性質
8.2 カイラリティー
8.3 対称性と保存カレント
8.4 カイラル変換

第9 章線形シグマ模型
9.1 核子と中間子のラグランジアン
9.2 湯川型相互作用

第10 章南部-ゴールドストーンの定理と質量生成機構
10.1 線形 模型のラグランジアン
10.2 カレント

第11 章南部-ヨナラシニオ(Nambu-Jona-Lasinio) 模型
11.1 平均場近似と質量生成:
11.2 南部-ゴールドストーンの定理

第12 章原子核におけるカイラル対称性
12.1 線形 模型による原子核の記述

第13 章原子核と量子色力学
13.1 カイラル対称性の申し子であるパイオン
13.2 パイオンの原子核における働き
13.3 原子核の物理



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