- 平成12年9月9日に明星大学で行われた「明星大学発達障害セミナー」の講演録をまとめたもの
知的障害、自閉症、学習障害児者への治療・教育・福祉・就労の第一線で活躍する専門家による講演録。
生涯にわたるトータルな支援の視点を各分野から報告する。
ISBN4-88720-332-2
2001年07月15日 第一刷 3000部
2002年12月16日 第二刷 1000部 累計4,000部
現在、絶版
サポートの達人たち 発達障害児者へのサービス提供における新たな発想
梅永雄二|内山登紀夫|佐島毅|安倍陽子|八重田淳|坂井聡|諏訪利明|志賀利一|藤村出|小川浩|エンパワメント研究所
サポート|サービス提供|発達障害
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はじめに
第1章 発達障害児者とは、そして医療的アプローチ/内山登紀夫
■ 発達障害とは何か
■ 自閉症について
■ 注意欠陥多動性
■ 学習障害(LD)
■ 高機能
■ 発達障害における医師の役割
第2章 乳幼児期の発達障害児の課題と現在の療育/佐島毅
■ 乳幼児期と発達障害―家族にとって―
1)家族としての育ちの時期
2)家族にとって障害の診断・告知とは
3)診断・告知の時期と家族ヒストリー
■ 乳幼児期の発達障害のある子どもと家族支援・子育て支援
1)障害の告知からの心理サポート
2)子育て・家族生活のサポート
3)育児にかかわるリソース(資源)の提供
■ 乳幼児期と発達障害―子どもにとって―
1)乳幼児期の子どもの発達と学習
2)発達障害乳幼児の臨床像
■ 早期からの発達支援
1)0歳からの発達支援とチームアプローチ
2)個別化されたプログラムの提供
3)生活世界の広がりと有用感
4)行動障害へのアプローチ
■ 地域における発達障害乳幼児と家族への支援をどう考えるか
第3章 自閉症の幼児期における療育と支援/安部陽子
■ 幼児期のさまざまな問題
1)育児の困難さ
2)家族の混乱と不安
■ 横浜市南部エリアにおける幼児期サービス
■ 安定した生活を送っていくために~通園教育~
■ 安定した生活を送っていくために~家族や地域での生活~
■ 支援に向けて
■ 学齢期への引継ぎ
第4章 障害児教育から職業的自立へ向けて~アメリカの現状/八重田淳
1 LDとは
■ 数字からみるアメリカの現状
■ 教育から職場への移行をどう連結するか
■ 障害者教育と職業リハビリテーション
■ 求められる専門性とチームワーク
■ 個別就労計画策定のポイント
■ みんなで助け合える社会を
第5章 職業的自立をめざした養護学校教育/坂井聡
1 LDとは
■ 自立観の変化と社会参加
■ 今必要な力と将来必要とされる力
■ 仕事とは
■ 学校で何を指導するのか
■ 校内実習と現場実習
■ 現場実習の目標
■ 実習先を選ぶまで
■ 卒業後どのように支えるのか
■ 適切な支援を適切なときに
■ おわりに
第6章 福祉施設における療育教育/諏訪利明
■ 県央教育センターの変化
■ 療育の基本3本柱
■ 年代別で考えること
1 幼児期
2 学齢期
3 青年期
第7章 福祉施設における発達障害者の就労の取り組み/志賀利一
■ はじめに
■ 地域における生活を支える仕組みが変わる
■ 知的障害者はどこで働いてるの?
■ 新しい福祉的就労の場を目指して
■ 障害者雇用を促進する喫茶店
■ 高工賃の授産科目
■ 知的障害者の就労にとって大切な課題
第8章 これからの発達障害児者への支援/藤村出
■ 自閉症の人たちとの出会い
■ 生活の問題の課題に向けて
■ 自立して生きるには
■ 地域生活を支えるシステムづくり
■ 一人ひとりに合わせた支援を
第9章 「ジョブコーチ」地域に根ざした就労援助の展開/小川浩
■ ジョブコーチとは
■ 準備訓練モデルからジョブコーチモデルへ
■ ジョブコーチによる支援の事例
■ オーダーメードの職場開拓
■ 仕事を自立に導く技術
■ ナチュラルサポート
■ 就労支援はなだらかな坂道で
■ これからの就労支援は地域で
第10章 発達障害者のライフサポートをめざして/梅永雄二
■ セミナーのまとめ
■ 治療・訓練から援助・支援へ
■ 個別性を保つ
■ 将来を見通す視点
1 医学的・心理学的サポート
2 教育的サポート
3 福祉的サポート
4 就労サポート
■ 包括的サポート体制の必要性
おわりに
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LD(学習障害)の人の 就労ハンドブック |
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