すべての障害者が生きがいをもって働けるようにするために =新しい時代に相応しい今後の施策の在り方を巡って=|安井秀作|エンパワメント研究所|電子書籍|shinanobook.com|シナノ

すべての障害者が生きがいをもって働けるようにするために

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すべての障害者が
生きがいをもって
働けるようにするために

=新しい時代に相応しい今後の施策の在り方を巡って=

安井秀作

出版社:
エンパワメント研究所
判型:
B5判
ページ数:
220ページ
発行日:
2012/02/07 
発売日:
2012/02/07 
対応端末:
PC, iPhone, iPad, Android, Tablet

PC版:ストリーミング対応
iPhone版・iPad版・Android版・Tablet版:ダウンロード5回

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ILO(国際労働機関)は、『ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の実現』を今世紀の政策目標とした。

障害者の働く場は、一般雇用と福祉的就労という二元的な仕組みで構成され、労働の権利保障は必ずしも十分ではない。

すべての障害者がディーセント・ワークを享受できる諸条件の整備には、従来の二元的な仕組みからの脱却が求められるという視点に立って、今後の施策の在り方を提言する。

すべての障害者が生きがいをもって働けるようにするために =新しい時代に相応しい今後の施策の在り方を巡って=
安井秀作|エンパワメント研究所|雇用|就労|障害者


はじめに

第1章 障害者関係法制の発展過程からみ見えてくる問題点
第1節 障害者関係法制の整備
1 自立を強調することを巡る問題
2 障害者基本法の改正による差別禁止規定
第2節 障害者自立支援法の制定とその改正を巡る動向
1 障害者自立支援法の制定
2 障害者自立支援法の一部改正案

第2章 国際的なスタンダードからみた問題点
第1節 障害者の権利条約及びILO条約・勧告
第2節 障害者の権利条約の視点からみた問題点
1 障害(者)の捉え方・定義(第1条関係)
2 労働及び雇用(第27条関係)
3 ハビリテーション・リハビリテーション(第26条関係)
第3節 ILO条約及び勧告(障害者)を巡る問題
1 ILO条約・勧告違反に関する申立て
2 提訴の背景とその理由
3 ILO審査委員会の対応

第3章 障害者制度の改革を巡る動向
第1節 障害者自立支援法違憲訴訟
1 違憲訴訟の背景
2 基本合意の成立
3 基本合意の評価
第2節 障がい者政策プロジェクトチームの提言
1「障がい者制度改革推進法案」の基本的考え方
2 障がい者総合福祉法(仮称)の在り方
3 障がい者制度改革推進会議中間まとめ(第一次意見)
第3節 障がい者制度改革推進会議総合福祉部会からの提言
1 「総合福祉部会」の提言する新法の骨格
2  就労合同作業チームにおける検討

第4章ILOの提言する『ディーセント・ワーク』の視点からみた問題  
第1節 ILOの提言する『ディーセント・ワーク』
1『ディーセント・ワーク』の意味するもの
2『ディーセント・ワーク』と労働条件
第2節 「ディーセント・ワーク』の視点からみた我が国の問題            
1 一般雇用における問題
2 福祉的就労における問題

第5章 『ディーセント・ワーク』実現への道筋
 =すべての障害者が生きがいをもって働けるようにするためには=
第1節 「社会的事業所設置促進法」(仮称)の整備
~インクルーシヴな雇用の場の実現を目指して~
1 滋賀県における先行的な試み
2 EU諸国におけるソーシャル・ファームの取り組み
3 「社会的事業所設置促進法」(仮称)の骨子
4 社会的事業所は、あくまで、一つのステップ
第2節 「総合リハビリテーション法」(仮称)の制定に向けて
~失われてきた労働の権利の回復と保障を目指して~ 
1 「総合リハビリテーション法」(仮称)の骨子
2 「総合リハビリテーション法」(仮称)の制定に伴う関係制度の改正
3 地域における総合的なサポート体制
おわりに

参考資料
1 滋賀県における障害者の就労支援に関する今後の方向性について(近畿医療福祉大学研究紀要・一部抜粋)
2 滋賀県社会的事業所設置運営要綱
3 滋賀県社会的事業所運営助成金交付要綱
4 ILO条約・勧告関係



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