- 介護職は日々さまざまな法律問題に直面しています。十数年の間に、福祉関連の法律が次々に作られ、あるいはその中身が大幅に替えられてきました。
著者は全国を飛びまわり、いろいろな立場の人々に話を聞いて歩き、ある時は施設の仕事の手伝して、現場の苦労を肌で感じてきました。
本書は、介護職という対人援助職から見た臨床を具体的に描いて法律問題の基本について身につけるための一冊です。
新・介護の法律入門|梶原洋生|インデックス出版
介護|福祉|法律
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- 新・介護の法律入門
はじめに
Part 1. 介護職による法的解決―実際にあった話
第1章 相談されやすい介護職
①「ヘルパーさん、軟膏を塗っておくれよ」
②「あの施設で死んだのよ」
③「ジジイなんだから金を出せ」
④「あなたに財産をあげたい」
⑤「遺言の代筆をしてほしい」
第2章 目撃しやすい介護職
①「家族から虐待を」
②「友人から借金の相談を受けている」
③「マンション付近が路上駐車で訪問にいけない」
④「買い物し放題なんだって」
第3章 立ち入りがたい介護職
①「ペットを預かってほしい」
②「福祉移民と言うけれど」
③「夫を非難してほしい
④「葬儀の準備」
Part 2. 介護とローヤリング
第1章 介護技法としての法的対応
法科大学院(ロースクール)
第2章 介護実務としての法的対応
訴え① 刑事事件となるケース
訴え② 民事事件として損害賠償を請求するケース
訴え③ 管轄行政に申し立てたり、その取り締まりに救いを求めたりするケース
訴え④ 広い意味での社会的訴え
第3章 介護現場でのローヤリング
Part 3.
リーガルアプローチの可能性 ―展望と挑戦
巻末資料
付録 法諺の世界
主要参考文献
おわりに
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