- 健康で,安心して生活するために
2011年3月11日の東日本大震災にともなう原発事故以来,「放射線」という言葉は私たちの脳裏から離れなくなった。放射線に関する膨大な情報を前に,立ちすくんでいるのが実情ではないか。
本書は放射線を安全に利用するために定められている規制の仕組みを解説。放射線を改めて学び,指導していく防災・医療・教育関係者必携。
改訂版 虎の巻低線量放射線と健康影響|土居雅広|医療科学社
福島|放医研|低線量放射線
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- 改訂版 虎の巻低線量放射線と健康影響
序章 変貌しつつある放射線防護の考え方
制御可能な自然放射線も放射線防護の対象に
広がる「被ばく」の管理……わが国の対応
原発事故由来の環境汚染による被ばくへの基準値の適用
「先生、放射線を浴びても大丈夫?」と聞かれたら
放射線の影響を正しく理解することはなぜ大切か
第1章 一夜漬け「放射線の健康影響」
第2章 規制者も医師・保健師も猛勉強「低線量放射線の健康影響」
第3章 虎の巻「低線量放射線の健康影響に関する一問一答」
終 章 化学物質のリスクコミュニケーションに学ぶ
原子力分野で行われてきたPA(パブリックアクセプタンス)
「絶対安全」から「リスクを基準とする安全の評価」への転換
リスクコミュニケーションとPAはどこが違うのか
リスクコミュニケーションに失敗しないために
別表1 急性・慢性放射線被ばく影響
別表2 放射線の規制値と生活環境放射線のレベル
こらむ 低線量発がんのリスク評価の基になるデータと理論
こらむ 低線量放射線影響評価における論点と今後の課題
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