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そして実は民主主義も平等を説いていたのである。しかしそれはマルクス主義の説くような量的平等ではなく質的平等なのである。観念的であるのかも知れない。しかし最早他に平等の求めようのなくなった今こそ、民主主義社会における平等を論じるべき時であると考える。ここでは通常されるように自由ではなく、平等に重点を置いて民主主義を論じよう。そのことが返って民主主義社会における自由を浮き彫りにすると信じて。(序文より)
民主主義を質的平等について、人権と自由、憲法と自然法など多彩で幅広い考察を試みた興味深い思想書である。
『吉原』を知り、人権を知る ―『従軍慰安婦問題』の前史―|西村佳樹|青山ライフ出版
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- 『吉原』を知り、人権を知る
1、人権の先祖は法?
2、イギリス革命と自然権の理論
3、アメリカ独立革命とフランス革命
4、マイナス効果を捜す!
5、忘却された歴史
6、わが国民は利益至上主義者か?
7、『従軍慰安婦問題』について
8、ニ人のトマス
9、過剰権利の主張はいかにして起きたか?
10、平等の原理としての自然法
『吉原』を知り、人権を知る ―『従軍慰安婦問題』の前史―完全版 ¥350 |
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