- 太陽光に限定しない自然エネルギーの固定価格買取(FIT)制度の詳細が決定し、日本における自然エネルギーの本格的な導入は目前に迫っています。
状況の変化に伴い、今年度版の『白書』は昨年よりも48ページ増、図表は17点増。太陽光、風力、地熱、小水力、バイオマス、太陽熱など各分野の専門家が、カラー口絵4ページ、図表105点とともにくわしく解説し、提言を行っています。またFIT制度については特に第2章で詳しく解説しました。
環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長の飯田哲也さんは「長く一部の人たちに独占されてきたエネルギーが、幅広い人たちによって担われる、社会の構造転換が起きようとしている事実が、歴史と世界の大波を創っている。日本の未来も、私たち一人ひとりの意思と行動で創ることができる。すでに、政策も技術も方法も私たちの手にあるのだから」(「はじめに」)と書いています。
未来のエネルギー問題を考えるために、まさに必須のレポートです。
自然エネルギー白書2013|環境エネルギー政策研究所(ISEP)|七つ森書館
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- 自然エネルギー白書2013
はじめに 加速する自然エネルギー革命
第1章 国内外の自然エネルギーの概況
はじめに
世界の自然エネルギー政策とトレンド
日本の自然エネルギー政策
日本の自然エネルギー・トレンド
自然エネルギー100%――中長期シナリオ
地域主体の自然エネルギーへ??コミュニティパワー
第2章 国内の自然エネルギー政策の動向
第1節 国の自然エネルギー政策
原発ゼロ社会の実現に向けて
革新的エネルギー・環境戦略を巡って
グリーンエネルギー革命
電力システム改革
気候変動政策
自然エネルギー熱政策
第2節 固定価格買取制度(FIT制度)
概要
FIT制度導入の経緯
FIT制度の概要と課題
FIT制度の実施状況
今後の方向性―改善提案
RPS制度の総括
第3節 地域主導の自然エネルギー
コミュニティパワーとは
世界の地域エネルギー
国内の地域エネルギー
自治体の取組み
第4節 自然エネルギー事業への取組み
概況
太陽光発電
風力発電
地熱エネルギー
小水力発電
バイオマス
太陽熱
一般電気事業者の取組み
新電力の取組み
協同組合の取組み
第5節 産業および雇用
概況
太陽光発電
風力発電
バイオマスエネルギー
地熱エネルギー
小水力発電
太陽熱
第6節 自然エネルギー事業と金融
概況
市民出資
地域エネルギーと地域ファイナンス
第7節 自然エネルギー普及への取組み
民間主導の取組みの重要性
グリーン電力証書の普及状況
グリーン熱証書への取組み
排出量取引制度
第8節 社会的合意形成
はじめに
風力発電
小水力発電
地熱発電
バイオマス
第3章 これまでのトレンドと現況
第1節 自然エネルギー電力分野
概況
太陽光発電
風力発電
小水力発電
地熱発電
バイオマス発電
海洋エネルギーによる発電
太陽熱発電
第2節 自然エネルギー熱分野
概要
太陽熱
地熱直接利用および地中熱
バイオマス熱利用
第3節 自然エネルギーによる燃料分野
概況
供給量
製造施設の現状
最近の動向
バイオマスエネルギー利用の課題
第4章 長期シナリオ
第1節 自然エネルギー100%を目指して
第2節 世界自然エネルギー未来白書
第3節 国内の中長期シナリオ
NGOの中長期シナリオ
風力発電の中長期シナリオ
地熱エネルギーの中長期シナリオ
第5章 地域における導入状況とポテンシャル
第1節 地域別の導入状況
第2節 地域別の導入ポテンシャル
第6章 提言とまとめ
第1節 自然エネルギー政策への提言
第2節 おわりに
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