- ソニーを飛び出し、著者は何を見つけたのか?!
著者は、取り上げた幅広い話題に独自の洞察を、時には逆説的に、展開している。
共通しているのは、問題意識を持つことと、個々の問題を如何に付き合うかということである。
これらのなかに読者は「我が意を得たり」或いは「異論あり」という話題を必ずや発見するに違いない。
――元ソニー(株)技師長 高山峋
生き方さがしという選択 発見と考察のバリエーション|杉山康成|小石川ユニット
ソニー|記憶と時間|グールドのゴールドベルク
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- 生き方さがしという選択
第一章 ズームイン
最近の原宿事情/写真に写るもの
「N」でのひととき/食在中国
おじさんのラーメン/暗室のある家
ライカCLの愉しみ/上海人の隠れ家
第二章 科学を哲学する
免疫系と「自己」/ニュートン的時間の功罪
生物における合目的性/コンピューター将棋
記憶と時間/確率と物理学
物理学におけるHOWとWHY/宇宙と生物
時間感覚/エントロピーと時間
伊藤大介先生の思い出/数学の罠
ゼノンの矢/死と意識
意思を育むものとしての生命
第三章 違和感の麻痺した世界
石油のなくなる日/コスト競争の落とし穴
戦後60年/中国の経済構造・私論
マネーゲーム/便利さが奪うもの
我善坊谷/生産消費者
市場原理と環境問題/中国バブルレポート
悪霊/情報依存症
エスカレーターの誘惑/車社会の黄昏
化石燃料の功罪/消費型社会の転換点
勝者なき戦い/消費者の質と市場原理
中国に学ぶべきこと/日本の持ち味
神経症的社会/ソニーが本当に失ったもの
第四章 モーツァルトから宇多田ヒカルまで
宇多田ヒカル研究/K333
宗教画との出会い/毎日モーツァルト
レクイエム/私的「椎名林檎」論
グールドのゴールドベルク/天才のいたずら
ビートルズ/大邱市立交響楽団
村上春樹の世界
第五章 「脱力」のすすめ
大人のピアノ/子供に伝えたい登山の魅力
教わるということ/本棚の本
「脱力」のすすめ/生涯の師 小林秀雄
発想の転換/心の住み処
母の手術/中学の頃
生きるってことでしょう/4つの最寄り駅
祖母の教え/父のテープ
生き方さがし
(跋文)来た道、行く道│最初の読者から 髙山 峋
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