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世界への扉を開く“考える人” の育て方

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世界への扉を開く
“考える人” の育て方

大前研一通信 特別保存版 Part.Ⅸ

大前研一

出版社:
ビジネス・ブレークスルー
判型:
四六判
ページ数:
240ページ
発行日:
2016/03/08 
対応端末:
PC, iPhone, iPad, Android, Tablet

PC版:ストリーミング対応
iPhone版・iPad版・Android版・Tablet版:ダウンロード5回

購入(¥1,100 税込)

還元マイル:110マイル





教育改革が叫ばれて久しい。

「今の世の中には、答えのないことの方が多い。環境問題にしても、人とのつきあい方といったことにしても、答えはない。昔の日本は、知識が 答えだった時代があった。たいていのことは欧米に範をとればよかったから、それらの国がどうやってきたかについての知識があればよかったのだ。しかし、今は九割のことに答えがない。しかも答えのある一割のことは、コンピュータがやってしまう。ところが今の学校では、あたかもすべてのことに答えがあるような教え方をしている。こういう時代に対応していくためには、教え方だって変わらなければならない。小学校の授業は、答えのない問題を扱い、今わかっていることや自分の知識から、自分の考えを構築し、それを他の人にわかりやすく表現することを教えていくべきなのだ。 答えのない問題をみんなで話し合う。そのようなとき、コミュニケーションがいかに大切かが分っくる。コミュニケーションがうまくいって解決に至るときと、うまくいかなくて問題がこじれてしまうときがあることを学ぶ。」

 <「新・大前研一レポート」1993/11/18 講談社 ~本文より>

皆さんは、既に4半世紀前にかかろうとする、今から23年前に語られた大前研一のメッセージをどのように受け止められるでしょうか?

今回は、「日本の教育」に対する1980年代後半からの大前研一のメッセージの他、現在、世界で起こっているビジネスを含めた変革を俯瞰し、なぜ日本からイノベーションが生まれなくなったのかを洞察、それを打開するには、今後、日本の教育を「教える」から「考える」ものに変革し、武器としての頭脳を磨く必要性を説くなど、2000年代から現在に至るまでの発言に加え、政府がグローバル人材の育成に有効な手段であるという声明を2013年に発表し、文科省もその導入校の拡大を推進、今回の書籍のテーマでもある「“考える人”の育て方」として、また、グローバル人材育成の有力な「解」として、なぜ政府が、国際バカロレア(IB)の教育プログラムを導入・推進する閣議決定に至ったかの経緯も含め、IB教育を導入する事が今後の日本の教育改革に必要なことだと決断し、IB教育で学ぶ学生に対して一早く大学入試の門戸を開放した国立大学や、中・高へのIBプログラムの採用に踏み切った公立の中高一貫校など、文科省を始めとした学校関係者の方々のメッセージをご紹介します。

世界への扉を開く“考える人” の育て方|大前研一ビジネス・ブレークスルー


はじめに 1
第1章 大前流「教育再生」論
1.地球社会に貢献できる人材の育成 11
2.日本人の思考特性――日本の企業はなぜ国際化できないか 24
3.ものを考えなくなった日本人 30
4.義務教育法・教育等価法 40
5.世界で、ビジネス界で起こっている変革――なぜ日本から世界的イノベーションがうまれなくなったのか 47
6.とがった一人の才能に日本は負け続けている 55
7.勝ち残る企業の条件「クラウドが迫るマインドチェンジ」――21世紀は「人・物・金」から「人・人・人」へ 62
8-1.「教える」から「考える」教育への変革の必要性――親として、どう教育と向き合うか 119
8-2.世界に見る、人材海外シフトの現状 121
9.グローバルリーダーに学ぶ思考法――当たり前のことを疑う「質問力」を身につけよ 125
10.頭脳という武器を磨き“新大陸の覇者"となれ 132
第2章 国際バカロレア(IB)教育の必要性
【序文】「国際バカロレア」が教育を変える ~グローバル社会を生き抜くために~ 143
1.日本の国際教育「これまで」と「これから」 149
2.インターナショナルスクールにおけるIB教育の価値 156
3.国際バカロレア 日本導入の舞台裏 159
第3章 国際バカロレア(IB)導入への動き
1-1.筑波大学 筑波 大学の理念とIB教育の共通点 169
1-2.IB入試の課題と期待 179
1-3.IB導入は“恐怖"ではない 187
2-1.「自立した札幌人」への第一歩 195
2-2.未来を切り開く「課題探究的な学習」 203
第4章 国際バカロレア(IB)教育における「グローバル人材」とは
1.「日本は、世界の中でのユートピア」 220
2.「地方こそ、グローバル人材を必要としている」 222
3.「グローバル人材は、“日本人らしさ"の再定義によって生まれる」 223
4.「“理解者"から、表現者・発信者へ」 226
5.「世界への扉を開くために」 228
6.“グローバル"の意味は、世界ではない 230
7.世界の多様性を受容する 231
終わりに 233

グローバルに通用する
異能を開花する
大前研一通信 特別保存版 Part.Ⅷ
挑戦(DVD動画配信版)
大前研一通信 特別保存版 Part.Ⅶ
挑戦(通常版)
大前研一通信 特別保存版 Part.Ⅶ
進化する教育
大前研一通信 特別保存版 Part.Ⅵ
警告
目覚めよ!日本
大前研一通信 特別保存版 Part.V
慧眼
問題を解決する思考
大前研一通信 特別保存版 Part.IV



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