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gnuplotの精義[第二版]

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gnuplotの精義[第二版]

フリーの高機能グラフ作成ツールを使いこなす

山本昌志

出版社:
カットシステム
判型:
B5変型判
ページ数:
520ページ
発行日:
2013/07/10 
発売日:
2013/07/10 
対応端末:
PC, iPhone, iPad, Android, Tablet

PC版:ストリーミング対応
iPhone版・iPad版・Android版・Tablet版:ダウンロード5回

購入(¥5,184 税込)

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本書は2009年に発行された『gnuplotの精義』の改訂版です。

 世の中で広く使われているプロット作成ソフトウェアの中で,gnuplotは最も高機能なもののひとつです.出力されるプロットの品質は高く,そのまま論文に掲載できます.また,近年はデータ解析の機能も充実し,実験データの処理にも重宝します.それにもかかわらず,フリーで使え導入コストはかかりません.そのため,世界中で多くの研究者や技術者,教員,学生など理科系の仕事をする人が使っています.たくさんのユーザー
により,Web上に活発なコミュニティが形成され,質の高い情報を簡単に得ることができます
 本書の初版は,gnuplotバージョン4.2対応でした.今回の第二版ではバージョン4.6対応です.このバージョンアップで,様々な機能が向上しました.その中でも,大きな進歩はブロック処理を可能にした制御コマンド(if - else)や繰り返しコマンド(while, do, for)の採用です.これによりプログラミング言語としての体裁が整いつつあります.また,統計処理のコマンド(stats)も追加さ
れました.実験やシミュレーションの数値データ処理が必要なユーザーには朗報です.おもしろいところでは,Webに掲載するための出力ドライバーcanvasもサポートされました.本書では,これらの機能追加について説明します.

gnuplotの精義[第二版]|山本昌志カットシステム


第1章 基本的事項と簡単な操作1.1 gnuplotとは
1.2 コマンドプロンプト/ターミナルを使うための準備
1.3 gnuplotのインストールと起動
1.4 対話モード
1.5 ヘルプとマニュアル
1.6 基本的なコマンドに関すること
1.7 コマンドラインの編集
1.8 バッチ処理
1.9 デモプロット

第2章 プロットスタイルと描画方法2.1 注意事項
2.2 共通事項
2.3 二次元プロットによる関数の表示(plot)
2.4 二次元プロットによるデータの表示
2.5 トレンドデータ・金融データのプロット
2.6 ラベルによるプロット(labels)
2.7 ベクトル場の表示(vectors)
2.8 エラーバー付きのプロット
2.9 三次元プロットによる関数の表示(splot)
2.10 三次元データの表示(splot)
2.11 マップによる三次元関数の表現
2.12 画像データの表示
2.13 様々な応用

第3章 データ処理3.1 データファイルの設定(set datafile)
3.2 数値データ構造
3.3 マトリックス形式のデータ
3.4 バイナリー形式のデータ(binary)
3.5 数値データファイルの処理
3.6 最小二乗法(fit)
3.7 データの補間(smooth)
3.8 データの統計処理
3.9 メジアン・四分位境界(boxplot)
3.10 カーネル密度推定
3.11 データ処理の応用

第4章 プロットの装飾4.1 グラフの座標系
4.2 文字の設定
4.3 色の設定
4.4 プロットのサイズ,原点,余白の指定
4.5 枠の設定(set border)
4.6 複数の軸
4.7 対数軸(set logscale)
4.8 描画範囲(set xrange)
4.9 軸の目盛りの表示フォーマット
4.10 軸の目盛りの刻みの設定
4.12 時間/日付のデータプロット
4.13 タイムスタンプ(set timestamp)
4.14 タイトル(set title)
4.15 プロット中の説明文(set label)
4.16 プロット中の矢印の描画と設定
4.17 幾何学図形の描画(set object)
4.18 凡例の設定(set key)
4.19 プロットに使う線種とポイントの設定
4.20 塗りつぶしの設定
4.21 三次元プロット(splot)特有の設定
4.22 計算のサンプル点の数(set samples, isosamples)
4.23 複数のプロットを一度に表示(set multiplot)
4.24 アプリケーションを使ったプロットの修正

第5章 プロットの出力5.1 ターミナルについて
5.2 プロットをファイル出力する方法
5.3 使用頻度の高いターミナルオプション
5.4 スクリーン出力
5.5 ファイル出力
5.6 アニメーションの作成(gif animate)
5.7 JavaScriptでブラウザ上に表示する(canvas)
5.8 数値出力(set table)

第6章 プログラミング言語としてのgnuplot6.1 コマンドファイルとは
6.2 対話モードからのコマンドファイルを実行
6.3 コマンドプロンプト/シェルからコマンドファイルを実行
6.4 実行権限を与えてコマンドファイルを実行
6.5 バッチモードでプロットをスクリーンに残す方法
6.6 変数
6.7 演算子
6.8 二分岐
6.9 繰り返し処理
6.10 文字列処理関数
6.11 数学関数
6.12 その他の関数
6.13 ファイル入出力
6.14 サブルーチン
6.15 データ構造
6.16 その他
6.17 コマンドファイルの応用

第7章 プログラミング言語からgnuplotを操作7.1 プログラミング言語での処理方法の概要
7.2 パイプを使う方法
7.3 中間ファイルを使う方法
7.4 応用例

第8章 LaTeXとの連携8.1 LaTeXについて
8.2 gnuplotのグラフをLaTeXに
8.3 EPSファイルでLaTeXコマンドを使う

付録A コマンド一覧
B 色指定(RGBと名前)
C カラーパレットで推奨するマッピング関数(rgbformulae)
D Symbolフォント



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