住宅建築2018年08月号(No.470)|建築資料研究社|電子書籍|shinanobook.com|シナノ

住宅建築2018年08月号(No.470)

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住宅建築
2018年08月号(No.470)

建築資料研究社

出版社:
建築資料研究社
判型:
A4変判
ページ数:
140ページ
発行日:
2018/08/01 
対応端末:
PC, iPhone, iPad, Android, Tablet

PC版:ストリーミング対応
iPhone版・iPad版・Android版・Tablet版:ダウンロード5回

購入(¥1,900 税込)

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かつて豊富な森林資源で持続的な暮しが営まれてきた南三陸だが、木材需要の低下に伴い山は放置され、山水資源に悪影響を及ぼし、水産業にまで深刻な打撃を与えていた。そして起こった東日本大震災。未曾有の被害にあった南三陸の復興にあたって、再び山と海の循環する暮らしと生業を取り戻す。そのために自伐林業という古くて新しい方法で家をつくることで衰退しつつある林業を再生し、海を再生することを目指す互助会と、震災復興と向き合った安藤邦廣の取り組みを紹介する。

住宅建築 2018年08月号(No.470)||建築資料研究社


特集
復興と向き合う東北と板倉

第1部 南三陸のこれから―自伐林業でつくる木の家

座談 森里海をつなぐ互助会の活動
 安藤邦廣・上野弥智代・小野寺寛・後藤一麿・清水信義・渡辺啓・渡辺公・杉原敬・阿部俊哉・鈴江茂敏

倉と音楽で人の輪をつなげる地域の憩いの場
コミュニティ・カフェ commons
 設計=里山建築研究所

自ら切り出した木でつくる縁の巡る家
渡辺邸
 設計=里山建築研究所

南三陸の魅力を共有し、発信する拠点へ
汐だまり
 設計=里山建築研究所

茅葺きの民家の記憶を引き継ぐ
後藤邸
 設計=里山建築研究所

板倉による復興住宅のモデルとして
木村邸
 設計=里山建築研究所

第2部 仮設住宅実現からの7年

震災復興で新たな領域を切り拓く
―板倉による仮設住宅から復興住宅への取り組み  文=安藤邦廣

被災者の暮らしを包む板倉の住まい
いわき市高久第十応急仮設住宅
 設計=安藤邦廣+里山建築研究所

仮設住宅から復興公営住宅への転用
会津若松市城北小学校北応急仮設住宅
 仮設住宅設計=安藤邦廣+里山建築研究所
福島県営城北団地
 復興住宅設計=荒川建築設計事務所/荒川浩


特別記事
実測図面が語るもの その8
「自由学園明日館」講堂1 建築の骨  金澤良春+福田竜


シリーズ
森と人と建築と 第9回
Laki Senanayake Art and Forest
Part3―青と緑のラグーン―ふたつのリズムの協奏曲  企画・監修=落合俊也

人体と森羅万象のリズム  文=落合俊也

INTERVIEW WITH LAKI「芸術・環境・技能」  Laki Senanayake

座談 より健康に住まうために―今の住宅のつくり方は正しいのか―  南雄三×伊礼智×落合俊也


研究室からフィールドヘ 第35回
ホルヘ・アルマザン研究室(慶応義塾大学大学院理工学研究科空間・環境デザイン工学専修)
蔵舞台/太田アートガーデン


連載
INTERIOR-Space OF OMOTENASHI- 第1回
Dimarco's House  MIKI TAKASHIMA

アトリエCOSMOSの木造建築 第17回
COSOMOSハウス
18年前の設計と18年後の検証 Part2―理性と感性は同居できるか?-  白鳥健二


講演会レポート
岸上勝彦・丸山寛文「現場でつくる建築の魅力」


書評
モーセン・ムスタファヴィ、デイヴィッド・レザボロー著『時間のなかの建築』(鹿島出版会、1999年)
 文=若原一貴

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