- 幅広い領域の疾病を診療する総合医「ジェネラリスト」。本書は、プライマリ・ケアに従事する獣医師やジェネラリストを目指し研鑽する獣医師を対象に、より実践的な手引書を目指し、新たに企画・製作された「ジェネラリスト」シリーズの幕開けを飾る一冊である。
第一弾となる本書は、最も症例数の多い疾病である皮膚病を取り上げ、総合診療の現場で求められる皮膚科領域の知識を一冊に凝縮。皮膚科臨床のスペシャリストたちによる全面書き下ろしで、日常診療における実用書であるとともに、次世代の臨床獣医師教育における必携の書である。
ジェネラリストのための小動物皮膚科診療|学窓社
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- ジェネラリストのための小動物皮膚科診療
● まえがき
● 日本獣医皮膚科学会の濫觴
● 執筆者一覧
Chapter 1 皮膚科学緒論
1. 概説:長谷川篤彦
● Column 季刊誌『獣医皮膚科臨床』について
Chapter 2 初診時の対応
1. 初診時の問題:中村遊香
2. 皮疹の特徴:関口麻衣子
Chapter 3 皮膚科検査
1. 一般検査(院内検査):村井 妙
2. 皮膚生検:関口麻衣子
3. 細胞診:関口麻衣子
4. 皮膚病理組織学検査:賀川由美子
5. 寄生虫検査:佐伯英治
6. 細菌検査:村井 妙
7. 真菌検査:佐野文子
8. ウイルス検査:小熊圭祐
9. アレルギー検査:岡山太郎
10. 自己免疫の検査:岡山太郎
11. 内分泌機能検査:川原井晋平
12. 遺伝子検査:佐藤倫子
Chapter 4 鑑別の要点
1. 品種別の好発疾患:山崎裕代
2. 年齢別の好発疾患:山崎裕代
3. 部位別の鑑別疾患:山崎裕代
4. 皮疹・徴候別の鑑別疾患:関口麻衣子
5. 炎症性の臨床症状と皮膚疾患:関口麻衣子
6. 非炎症性の臨床症状と皮膚疾患:関口麻衣子
Chapter 5 治療方針
1. 症状別の治療:村山信雄
2. 病変部位別の治療:村山信雄
3. 処置法別の治療:柴田久美子
4. 薬剤別の治療:柴田久美子 Chapter 6 外耳の疾患
1. ビデオオトスコープを用いた外耳道検査:臼井玲子
2. 外耳炎の診断と治療:山岸建太郎
Chapter 7 寄生虫およびウイルスによる皮膚疾患
1. 寄生虫による皮膚疾患:佐伯英治
2. ウイルスによる皮膚疾患:小熊圭祐
Chapter 8 飼い主への影響
1. 人獣共通感染症:兼島 孝
Chapter 9 皮膚外科
1. 外科的処置:久山昌之
Chapter 10 診断に苦慮した症例
・ 診断的治療を経て,食物アレルギーと診断した猫の一例:川野浩志
・ 先入観で見落としの恐れがあったフレンチ・ブルドッグの一例:小沼 守
・ 耳道内腫瘤を伴う中耳炎により?部皮下膿瘍を起こしたウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの一例:岡田かおり
Chapter 11 追補
1. 皮膚科で使用する内用薬・注射薬一覧:小沼 守
2. 皮膚科で使用する外用薬一覧:小沼 守
3. 皮膚科で使用する駆虫薬一覧:小沼 守
4. 皮膚科で使用する処方食一覧:小沼 守
5. 皮膚科で使用するサプリメント一覧:小沼 守
6. 皮膚科で使用するシャンプーなど一覧:小沼 守
7. 皮膚科の主な検査法と器材一覧:小沼 守
● あとがき
● 索 引
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