- 「美しい」という感覚は自分の外にあるものではなく、自分の「内なる声」の響きなのかもしれません。それを美意識と呼ぶなら、美意識とはその人の中に固定化されているものではなく、ある時ある場面の何かに触発されて「湧き出ずるもの」ではないか、とも思います。「在る」と「現れる」のあわいにふだんは眠っている、貴方の中の真の美意識が“発見”された時、その感動が「美しい」という言葉になって現れるのではないでしょうか。(本文より)
新版 真美識の発見 虚実の間へ|井坂健一郎|和器出版
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- 新版 真美識の発見
特別寄稿 「三人称の美のルネサンス」を迎える時代に 一般社団法人 白川学館 代表理事 七澤賢治
プロローグ 「美しい」は貴方の内なる声
Part 1◉虚実の間へ──美の現れを求めて
works of imagination 1 祝殿
works of imagination 2 ロゴストンセンター
public art ふとまにの里
works of imagination 3 various arts at the exhibition
ANOTHER FACE
ANOTHER WORLD
カタルシス│ 浄化
たまゆら
暗示
間│Awai
虚実幽顕
空 Koo
風がたずねてくる
凛
うたかた
Part 2◉「在る」と「現れる」の間へ
美意識の普遍と個性をめぐって
美意識の個性
自然と美意識
時代と美意識
美術の才能とは
作品のリアリティとは
美の術と「体験」
リアルとリアリティ
日常にある美の感覚・アートの表現
エピローグ
「新しい日常」を創造的に生きるために。
デジタルネットワークが可能にする、
その先の美術教育へ
謝辞
著者プロフィール
作品リスト
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