- 勇気流は、著者が創案し育て上げた横歩取りの新ジャンルで、升田幸三賞を受章した本格派です。どのようなきっかけでそれを思いつき、育て上げる過程でどんなドラマ──まさかという手、奇跡的な局面、笑ったり泣いたり──があったのか。公式戦はもちろん、VSや研究会で指した将棋も踏まえ、惜しみなく披露します。
「あとがきに代えて」では、29連勝で止めたあの一局を、初めて、本人がじっくり語ります。
本書は、島朗九段『角換わり腰掛け銀研究』を意識しつつ執筆されました。基本的に厳粛な定跡研究書ですが、きっと泣いたり笑ったりする箇所もたくさん出てくるはず。「勇気流」の人柄を感じさせる、すばらしくユニークな本になりました。
横歩取り勇気流|佐々木勇気|浅川書房
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- 横歩取り勇気流
プロローグ
第1章 互いに譲れない変化─────△8二飛~△2二銀型
第2章 持久戦から作戦勝ちへ────21手目▲3五飛
第3章 中段飛車の戦い方──────△2三銀~△3四歩型
第4章 飛車角交換の攻防──────△3三金型
第5章 気になる変化のその先────△2七角型
第6章 手得から具体的な良さへ───△8五飛型
第7章 飛車のぶつけ、飛車の転回──△7六飛型
第8章 後手積極策への対応─────△5二玉~△7四歩型
第9章 新しい感覚と力戦──────△6二玉型
第10章 定跡と力戦の総合型─────△7六飛~△8六飛型
あとがきに代えて
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