- 必死問題を中心にした「寄せの問題集」です。全200問と問題数も豊富。古今東西に伝わる、寄せの基本手筋をまとめました。そして本書が本当にすごいのはその整理の仕方です。
全200の問題を9つに分類。それぞれのパターンごとに、やさしい問題から難しい問題へとステップアップしていきます。やさしい問題の答えが次の問題のヒントとなって、最終的にはかなり高度な問題も自力で解けるようになります。これほどみごとにプログラムされた終盤本はきわめてまれ、と断言します。
さらに出題形式がユニークで、「詰みがある場合は詰ませ。詰みがない場合は必死をかけよ」という設定です。要するに「最短で寄せよ」と求めているわけですが、これは実戦で毎回やっている思考方法そのものです。
なお、本書は、1990年代に『寄せの手筋168』として刊行されたものを全面的に改定し、「決定版」として改めて世に問うものです。
■著者からひと言
本書は、将棋の終盤に頻出する必修の寄せ手筋を集め、代表的なパターンに分類したうえで、レベル別に配列したものです。寄せ手筋の教科書、その決定版を目指しました。本書を大いに活用され、読者の棋力向上・勝率アップにつながりますように!──金子タカシ
寄せの手筋200|金子タカシ|浅川書房
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第1章 上から押さえる
第2章 挟撃の寄せ
第3章 馬と角の活用
第4章 龍と飛車の活用
第5章 退路封鎖
第6章 頭金までのプロセス
第7章 端玉には端歩
第8章 腹銀を使いこなす
第9章 必殺の両王手
第10章 さまざまな寄せ
第11章 手順の組み合わせ
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