- 2011年4月、公文書管理法施行。
日本は公文書を残していけるのか?
国や行政法人の活動の記録である公文書を保存・公開するルールである「公文書管理法」。
その成り立ちから、社会的・歴史的な意味、運用に当たっての課題、そして、一人ひとりの人間が生きた証としての私文書まで、日本の記録資料の現状を取材した日経新聞編集委員が書く体験的アーカイブズ論。
アーカイブズの海は、深くて広い。
日本の公文書|松岡資明|ポット出版
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はじめに
I 公文書管理法はなぜ、必要なのか
公文書管理法は何のための法律か
「公文書」は国民共有の知的資源
情報公開とアーカイブズ
日本の現実
杜撰な文書管理は日本の伝統か?
Ⅱ 公文書管理法の成り立ち
公文書管理法成立へ
公文書管理法
公文書管理法の課題
Ⅲ 深くて広いアーカイブズの海
深くて広いアーカイブズの海
知られざる〝負の遺産〟
記録は時代の証人─1 市川房枝
記録は時代の証人─2 満鉄・藤原豊四郎
記録は時代の証人─3 横浜正金銀行資料
記録資料は力
Ⅳ デジタル化の功罪
研究資源共有化システム
SMART-GS
デジタル化とMLA連携
デジタル・ジレンマ
Ⅴ 記録資料を残す意味
新潟・中越地震ボランティア
熊本県・宇城市アーカイブズ
公文書以外のアーカイブズ・建築、音楽、漫画
公文書以外のアーカイブズ・公害裁判、学徒出陣、労働資料
Ⅵ 記録資料を残すには
デジタル時代のアーキビスト
あとがき
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