- 本書は、ヘブライ語とはどんな言葉なのかをざっくりと知りたい人、まず文字を読んでみたい人などが、最初に手にするのに最適な書です。
ヘブライ語はイスラエルの公用語で、旧約聖書の原語。難解な言語と思われている向きがありますが、読むのは比較的簡単です。ヘブライ語に親しみ、文字を読めるようになるのが本書の第一目的です。
一部で文字の読み方、二部で簡単な文法、三部で聖書などの原典をヘブライ語で読む構成。本文中でも旧約聖書を多数引用し、聖書のヘブライ語原文がより身近なものになります。
著者はヘブライ大学・ヘブライ言語学科卒。厳格な文法書とは趣を異にし、シンプルな解説を心がけました。各章の間に「ヘブライ語ちょっとブレイク」として、ヘブライ語にまつわる興味深いお話や体験談を挿入し、飽きることなく最後まで読み進めます。
今日から読めるヘブライ語|谷内意咲|ミルトス
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はじめに
第一部 ヘブライ語の文字
第1章 アレフベートはたったの22文字
アレフベート基本形、母音記号、ヘブライ文字は子音を表す、読み方、発音表記、ダゲッシュ、語末形、読むのは比較的簡単
第2章 活字体・筆記体、そして覚え歌
活字体と筆記体、間違いやすい文字、暗号解読?、日本人ユダヤ教徒・小辻節三師、アルファベットの歌 【♪歌の伴奏を聴く♪】
第3章 アレフベートを覚えよう
いろいろな書体、頁の見方、アレフからタヴまで
第二部 ヘブライ語の世界
第4章 すべての単語に“根っこ”がある
読み方練習、語根という概念、語根の数は?、外来語も語根に
第5章 名詞のお話
すべて男性・女性に区分される、女性形の見分け方、単数形と複数形、2つを表す双数形
第6章 代名詞のお話
人称代名詞、指示代名詞、名詞文の作り方、平叙文と疑問文、肯定文と否定文
第7章 冠詞と形容詞
冠詞の基本、形容詞、名詞と名詞で修飾
第8章 前置詞と人称接尾辞
前置詞に2種類ある、人称接尾辞、名詞にも動詞にも人称接尾辞は付けられる、「私のもの」と「貴男のもの」
第9章 動詞のお話
動詞の現在形、動詞の過去と未来、名詞文の時制を変換、動詞を支える7つの態、それぞれの態が持つ意味、7つの態をもつ語根の例
第10章 意外なところにヘブライ語が
マイム・マイム、クラヴマガ、ハルマゲドン、アトバッシュ、聖書が出典の名前
第三部 原文で読んでみる
声に出して読む
アブラハムの出発、モーセの燃えるしば、シェマーの祈り、強く・かつ雄々しくあれ、ダビデの油注ぎ、幸いなるかな!、主はわが牧者、すべての事には時がある、律法はシオンから、カディッシュ、ラビ・ナフマン、ヘルツェル、幸いだ・一本のマッチは、ハティクヴァ「希望」
《ヘブライ語ちょっとブレイク》
「オレは出産せねば!」、あなたの天幕は何と…、安息日に平安あれ、モーセには角があった?、あなたは男性?女性?、カレブの単独行動、その平和を命じたラビン、白髪の前では起立せよ、星たちの戦い・第四幕
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