- 医療や看護とは異なる介護の専門性とは何か。人気介護アドバイザーが、介護職に向けて「環境を変えない」「人間関係を変えない」ケアのあり方を提起する。
「生活」という普遍的な状態に関わる介護の立場から、ユニットケアや、痴呆を「認知症」と言い換えるような政策を鋭く批判。「環境を変えない」「人間関係を変えない」ケアの在り方を提起する。
介護の専門性とは何か|三好春樹|雲母書房
介護|老人
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- 介護の専門性とは何か
第1章 介護の専門性とは何か
介護の専門性とは何か
老人介護の現在
遅れてやってきたCS(顧客満足)
コトバを換えたってキリがない
「認知症」は認知されるか
現代国語入試問題
近代は老いと子どもへの適応力がない
必然性のないケアは堕落する
読んでほしい本がある
禿げは呆けにくい
倫理と倫理主義、技術と技術主義
ノロウイルス騒動を巡って
第2章 入浴ケアから介護を変える
安静看護技術からの脱却
自立支援の入浴ケア
介護保険の見直しは介護をやってから
第3章 市民と厚労省の誤りはつづく
「全室個室」という画一的人間観
個室の強制にどう対応するか
全室個室こそ人権無視である
小さいことはいいことではない
ユニットケアの退廃
“筋トレ”ブームをどう思う
厚労省の誤りはつづく
第4章 「最後の母」としての介護職
グループホームという幻想
こんな医者、看護師は急性期病院へ帰れ!
遊びリテーションは子どもだましか?
痴呆と家族の責任を巡って
「雑踏ケア」に学べ
「介護予防」のつぎは「育児予防」?
「介護の町内化」のすすめ
「最後の母」としての介護職
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