
- 『ヘアサロンのこだわり空間構築』
お客さまに支持される良い雰囲気とは?
ヘアサロンにおいて、お客さまに支持されるためには、3つの要素があるといいます。1つは“技術”。料金を支払ってキレイになるためにヘアサロンに行くのですから、そこには一定の技術力がなければ選ばれません。
2つめに“接客”。人と人が出会い初めて生まれる仕事ですので当然、不可欠な要素。ホスピタリティや気配りなどの向上がいわれるのもうなずけます。
そして最後は“雰囲気”です。『ここに居たい』と思ってもらえること、たとえば内装やディズプレイ、照明などもありますし、スタッフの服装や態度などが合わさることもあるでしょう。そうしたサロンの雰囲気に、また来店したくなると思ってもらえるのです。
これは安らぐ、癒される、非現実感を味わいたいなど、サロンの考えで構築できますので差別化はしやすいですが、だからこそ難しいといえます。
そこでサロンオーナー9月号ではこの“雰囲気づくり”に着目し、ヘアサロンにおける空間構築を考えます。『居心地が良い』『癒しの空間』などとはよく謳われていますが、それはどういったものなのか。またお客さまは実際にどのように感じていて、結果、何が得られるのか。サロン取材から見ていきます。
サロンオーナー2013年9月号|理美容教育出版