
- 店販品を買ってもらえる秘訣
顧客と喜び合えるヘアサロンとは?
店販品はヘアサロンにおいて、大きな売上げのひとつ。ですがひと昔前、売上げアップのためにノルマを課せられ、どのお客さまにも商品を「売る」という時代があり、それを経験している世代は、いまだに悪いイメージを持たれているかもしれません。
加えて現在、ディスカウントショップやインターネットで、プロ用商材がヘアサロンより安く購入できます。つまりヘアサロン商品は「モノは良い」とわかっている。だけどヘアサロンでは「買ってくれない」。そうした構造が生じているのです。
ですが消費者は、それが自分にとって正しいかは判断しづらい。「買ってみたけど自分には合わない」と効果が実感できなく、アレコレと商品を買うことになったり。ではお客さまのそうした状況に対して、ヘアサロンができることは何でしょうか。
まずは売上げではなく、そのお客さまのために店販品を勧めてみる。お客さまに試してもらい良さを実感。髪質も改善されればヘアスタイルも作りやすくなり、結果、売上げにもつながっていく。お互いに喜び合えるわけですから、より強い信頼関係を築いていけるのだと思います。
そこでサロンオーナー5月号では店販品について、各ヘアサロンに「買ってもらえる秘訣」を伺いました。
サロンオーナー2014年5月号|理美容教育出版