
- 顧客密着の強み
お客さまを囲い込む仕組みを探る
集客が厳しいといわれて久しいですが、その状況を打破するべく、さまざまな形態のヘアサロンが誕生し、各々で新規客獲得を図っています。
ただし、新規集客だけを繰り返しても、先が続きません。少子高齢化に伴って、ターゲット層の割合が減少していれば、それだけヘアサロンで取り合うことになる。また価格を下げれば来店されやすくなりますが、それは価格競争に挑むということであり、結局のところ勝ち抜くには資本力がモノをいうでしょう。
では、どうすればよいのか。ひとつに一度来店されたお客さまにリピートしてもらい、以降も長く通ってもらうことが挙げられます。
そのための取り組みが、顧客の囲い込み。それもお客さまが自然と、「ここのヘアサロンがいい」といってもらえるような仕組みを構築することです。そうして新規に集客しつつ、自店のリピーターになってもらい、生涯来店していただけるサロン作りを目指すことが最良ではないでしょうか
そこでサロンオーナー9月号では、どうしたらリピートしてもらえるのか。生涯来店し続けてもらえるためには何をすればよいのか。その取り組みと考えを探りました。
サロンオーナー2014年9月号|理美容教育出版