
- 鍋島 直正【1814年~1871年】
17歳で佐賀10代藩主となり、窮乏した財政を再建するため、藩政改革を行いました。その改革の中で人材の登用を図り、医学校、海軍学校の創設、弘道館の拡張と教育にも力を入れました。
また、西洋医学を積極的に取り入れ、天然痘の予防のために当時あまり行われていなかった種痘を嫡子淳一郎(直大)に接種し、藩内に広めていきました。
さらに長崎警備の強化に力を注ぎ砲台を築造し、築地、多布施に反射炉を築いて大砲を鋳造したほか、洋式の軍隊を組織し蒸気船を建造するなど近代化を進め、戊辰戦争ではアームストロング砲を用いて、新政府軍を勝利に導きました。
維新後は、新政府の議定、蝦夷開拓督務などを歴任し、大納言に任ぜられました。
佐賀偉人伝01 鍋島直正|杉谷昭|佐賀県立佐賀城本丸歴史館